わたしの地元長野県の代表校が選抜高校野球に出場するためには、秋の北信越大会で決勝まで行かなければいけないのだが、石川と福井の高校がめちゃくちゃ強いため、なかなか出場することはできない。
今年もいない・・。
そんな中思い出すのが、1991年のセンバツで準優勝した松商学園である。
準決勝の日が自分の高校入学式の日と同じ日で、これから始まる高校生活へのワクワク感と松商が国士舘高校に勝てるかどうかのドキドキ感が重なって、タイヘンな一日であった。
さらにさかのぼって1985年には、小学校の初めてのクラス替えがあった。
新しい担任の女の先生は、管理教育寄りの厳しい先生だという噂を聞いていたが、ふたを開けてみるとサブカルチャーにも一定の理解があるかたで、クラスに「ドカベン」の全巻を学級文庫として置いてくださっていた。
わたしはあっという間に「ドカベン」に夢中になり、最新の水島新司先生の作品も読みたくなって、週刊少年チャンピオンに連載中の「大甲子園」を発見した。
ところが、「大甲子園」には、「ドカベン」以外の水島作品のキャラクターもたくさん登場しており、他の作品を読んだことがないと十分に楽しめない構造になっていた。
そうやって人は世界の奥深さ・層の厚さというものを知っていくのだという一例である。