宮本常一


宮本常一(みやもと つねいち 1907-1981)
昭和時代の民俗学者

日本全国を歩き回って、受け継がれてきた文化や風俗を記録し、「日本とは何か」という問いを追求する人生を送ったかたである。
ご存じないかたも多いと思うが、わたしも昨年「スナックラジオ」で福田和也さんの好きだった曲が流れたのをきっかけに福田和也さんの本を読みたくなって、その中で初めて知った。

「鶴瓶の家族に乾杯」と「ブラタモリ」を毎日味わって、ちょっと「男はつらいよ」もトッピングされる、そんな感じのイメージである。いろいろな場所でいろいろな人に接して、急速に近代化していく日本から失われていくものや残っていくものを感じ取って、塙保己一と同じように、自分の生まれてきた環境の中で自分のできる最大限のことをやってきたかたなのだと思う。
非常にかっこいい。
わたしも真似したい。


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