山田太一 (やまだ たいち 1934-2023)
日本の脚本家
本屋で「ふぞろいの林檎たちⅤ」の脚本をみつけた。
わたしの人生で今のところ一番うだつが上がらなかったのが大学生だった頃で、そのころテレビで「ふぞろいの林檎たちⅣ」が放映されていた。面白かったので、「Ⅰ」と「Ⅱ」をレンタルビデオ屋で借りて、ビデオ化されていなかった「Ⅲ」は脚本で読んで、何度も何度も観た気がする。
今後の人生どうしていいかわからない当時のわたしにこの作品は非常に勇気を与えれくれた。
実際の中井貴一さんたちはわたしより年上なはずなのだが、「Ⅴ」にもなるとわたしのほうが主人公たちより歳をとっていて、不思議な感じである。
そして、やはり今のわたしにも、勇気というか、大事なものはなんなのかを考え直すきっかけを与えてくれて、まいった。
がんばります。