ドラゴンズの井上監督が任期をあと1年残して退任し、来期から指揮を取るのが工藤公康さんということに決まった。
この人選はまったく予想していなかった。
選手時代、ライオンズとホークスとジャイアンツに籍を置いてドラゴンズが日本一になることを阻んできた工藤氏が、まさかドラゴンズの監督になるとは、思ってもみなかった。
現役時代はなんとなく一年おきに無理のない範囲で活躍していたイメージで、引退後も「報道ステーション」の解説から強いホークスの監督という無難なコースを歩んできたイメージがあり、今後も軽やかにのんびり老後を過ごすのかなと思っていたところへ、
「名古屋に恩返しがしたい」
と言って監督を引き受けてくれるとは、これは、すごく、カッコいいことじゃないだろうか。
63歳で新たな決断である。
50歳で無難なコースを模索しそうになっていたわたしの方向性にも、大きな刺激になった。
