移住トリガー


このあいだ、比較的規模の大きな転職フェアに行ってきた。
290くらいのブースがあって盛況だったのだが、わたしが本気で転職しようと思っていたころに比べて、地方への移住を促すブースがたくさんあることにびっくりした。
移住すれば支援金最大200万円とか、家賃補助も最大4万円とか、多くの自治体が魅力的な追加条件を用意しているようだ。

わたしも15年ほど前に松本から東京に移住してきたクチだが、主な移住理由は公認会計士の実務要件を満たすことと仕事を覚えるためであった。名古屋にも3年くらい住んでいた。
なので、移住することそれ自体には否定的な考えは持っていないのだが、「お金をあげるから人口の減っている地域へ行って労働力になってくれ」というのは、ロシアとかウクライナの政府が「お金をあげるから兵士になってくれ」というのにちょっと近いような気がする。

その道を選ぶ若者は、その環境に適応できれば大きなリターンが得られるかもしれない。
しかし、ピンチに陥っても誰も助けてくれないかもしれない。
いや、誰も助けてくれないと思っていたけれど本当は味方がたくさんいたことに気づくかもしれない。
能動的な人生は面白いけれどタイヘンだ。


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